秋田県立視覚支援学校｜秋田県総合支援エリアかがやきの丘

１学期の終了に際して

　７月２２日（土）は、１学期の終業式でした。この日の午後には、「かがやきの丘祭り」（視覚支援学校、聴覚支援学校、秋田きらり支援学校、県立医療療育センターの幼児児童生徒や保護者が地域の方々と交流し、一緒に楽しむ祭）を開催する予定でしたが、大規模な水害が起きたため中止となりました。幸いにも本校校舎には被害はありませんでしたが、多くの人が被災されました。本校の児童生徒や職員にも家や自動車が浸水・冠水したという人がいます。ハザードマップに警戒区域として示されていた地域もあったようですが、多くの人は想定外の被害であったように思います。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

　また、学期末には、校内で新型コロナウイルス感染症罹患者が複数名確認されました。様々な学習活動がコロナ禍以前に戻りつつありますが、まだまだ油断はできないものと改めて思いました。とは言え、全校での運動会や仙台、東京、大阪、京都といった県外への修学旅行など、以前と同様の形で実施できたことは、とてもうれしいことでした。様々な制限や制約に縛られることなく活動できることの素晴らしさ、これも改めて感じています。

　２学期になると、１０月６日（金）には、本校を会場として「第９１回全国盲学校弁論大会全国大会」が開催されます。全国７地域、９人の代表の皆さんがそれぞれの思いを弁論という形で全国に届けます。代表の皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

　また、１１月９日（木）、１０日（金）には、「第７５回東北盲学校教育研究大会」及び「東北・北海道理療科教育研究会」が、本校を会場に開催されます。視覚障害教育・理療科教育の一層の充実を目指し、東北及び北海道の盲学校（視覚支援学校）から、多くの先生方が参加されます。研究発表や研究協議における意見交換が、今後の各校での指導の充実につながる有益なものとなるよう運営していきたいと思います。

　秋田でも真夏日となる日が増えてきました。熱中症や事故、また災害等にも十分注意し、全国的に暑いこの夏を乗り越え、２学期を迎えたいと思います。


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