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視覚支援担当者研修会(5月28日)

 5月28日に視覚支援担当者研修会が本校を会場に行われました。秋田市の特別支援学級担任研修会も兼ねており、秋田県内の保育所や小・中学校で担当している先生方が参加しました。
 午前は、「見えにくさに応じた指導と支援」と題し、講義と演習を行いました。講義では、見えにくさのある子どもへの支援の基本について確認し、演習では、疑似体験用眼鏡を着けて「言葉での指示を聞いて行動する」という課題に取り組みました。見えにくい子どもにとって、言葉は大事な情報であり、教師が意識して子どもに考えさせるような言葉掛けが大事だということについて実感する機会となりました。
 午後は、弱視児童生徒の歩行に関する体験と講義を行いました。体験では、シミュレーションレンズを付けて外を歩き、標識や障害物、バス停等の情報がどの程度入ってくるのかを体験しました。参加者からは、「近付かないと標識やマークに気付けなかった」「前を見て歩くとすぐ横の表示に気付けず、通り過ぎてしまった」等の感想が出され、弱視児童生徒の見え方に関する実態把握の大切さを感じていました。
 参加した先生方は、研修会や授業参観で視覚支援に関する情報を得ただけでなく、担当者同士の情報交換を通して、見えにくい子どもを支援する仲間のネットワークができたようです。今後もこの縁を大事に視覚支援の充実につなげていきたいと考えています。

 

開会式 歩行学習

 

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