秋田県立視覚支援学校

髙橋校長先生より、次のようなお話がありました。

 

　令和５年、明けましておめでとうございます。

　皆さんは、どのように冬休みや年越しを過ごされたでしょうか。家族の一員として、有意義な時間をもてたでしょうか。

　さて、令和５年は「卯年（うどし）」です。「卯」とは「ウサギ」のことです。皆さんの中で「卯年」生まれの人はいますか？また、皆さんは「ウサギ」のつく「ことわざ」を知っていますか。「二兎を追うものは一兎をも得ず」は皆さんもよく知っていると思います。２匹のうさぎを捕まえようと追いかけると、１匹すら捕まえることができない、つまり「欲張って同時に２つのことをしようとすると、どちらも達成できず失敗する」という意味をもつ言葉です。ややネガティブなことわざですので、そのほかにポジティブになれるウサギに関する縁起の良い言葉やイメージを紹介しましょう。

　始めは「うさぎの上り坂」。ウサギが坂を勢いよく登る姿から連想されたことわざです。いとも簡単に飛びながら進んでいく姿は「物事が問題なく解決する」ことをイメージさせます。〈以下、省略〉そして、ウサギは「常に前へ前へ」とジャンプします。この飛び跳ねる姿は「物事が躍進する」ことを連想させます。

　新しい年の初めです。「卯（ウサギ）」にまつわる縁起を担ぎ、皆さんがそれぞれの目標を達成し、大きく飛躍・躍進できる年になることをお祈りします。特に、高等部普通科３年生の皆さんは卒業・就職に向けて、また、高等部理療科３年生の皆さんは「あはき」の国家試験合格に向けて、自身の進路実現を果たし、人として成長できる年になるよう、努力を積み上げてほしいと願います。

　今年も今学期も、健康にはつらつと学校生活を過ごしましょう。