8月3日に、視覚支援学校のサマースクールがありました。秋田県内の見えない、見えにくい小学生や中学生が集まり、様々な体験活動に取り組みました。今年は、小学生6名、中学生7名、保護者が14名の参加でした。
小学生は、午前にフルーチェや寒天ゼリー、スコーン作り、午後に新聞紙を使った制作活動に取り組みました。材料や道具をよく見て、楽しくおやつ作りを行い、新聞紙の制作は、体を大きく動かしたり、形作りのために指先を使ったりしました。
中学生は、秋田駅に集合し、路線バスに乗って秋田大学の鉱業博物館に見学へ行ってきました。見学先までの道のりを安全に気を付けて移動し、博物館では、珍しい石に触れ、においを嗅いで観察してきました。
保護者は、午前の学習会で「見えない見えにくい人のための簡単・便利なタブレット端末活用」と題し、タブレットの便利な機能やアプリについて学び、実際に操作する体験を行いました。午後は、保護者と本校職員による情報交換会で子どもの普段の様子を振り返りながら、家庭でできそうなことについて意見交換しました。
児童生徒の皆さんは、活動を通して交流を楽しむことができました。保護者の皆さんも、数年ぶりに会えた方もいたようで、再会を喜びながら、子ども達の近況を話す様子が見られました。また来年、サマースクールで再会できることを楽しみにしています。
【小学生の活動】
おやつ作り「スコーン」 | 新聞紙で制作「おもしろい形を作ろう」 |
【中学生の活動】
鉱業博物館見学 |
秋田駅構内でミッション 「目的地を探せ!」 |
【保護者の活動】
保護者学習会「タブレット端末の活用」 | 情報交換会 |
本文はここまで