雪国では穏やかな天気の下で正月を過ごしても、学校が始まる頃には真冬の荒天になるといわれていましたが、これも温暖化の影響でしょうか。信じられないほど青空がのぞく3学期始業式を迎えました。
始業式において鈴木校長から次のような話がありました。「『猪突猛進』は『むこうみずにがむしゃらに進むこと』とマイナスイメージ(?)があるが、プラスの意味があるはずだと思って調べたら、戦国の世を生き抜いた武将があがめる『摩利支天』という神様との関わりを発見した。『摩利支天』の乗り物がイノシシで、この神には『災いを振り払う』ご利益があるという。昨年の漢字が『災』だったから、今年の干支は、タイミング良い巡り合わせと言える。
イノシシは力強く放たれた槍や矢のような存在で、『猪突猛進』とは、目標に向かって突き進み、成し遂げるというプラスの意味をもっている。パワフルだからこそ、しっかりと操る必要があるが…。目標に向かって進むとき、無駄な迷いは心の中から払われる。スピードがあるから、風の影響を受けず、まっしぐらに的を目指せる。
3学期の日数はとても少ない。卒業式など、大事な行事もいくつもある。1、2学期よりもはるかに濃い毎日になることを覚悟しよう。一日一日を大切に、4月に立てた目標を思い起こし、その達成に向けて力強く『猛進』することを、心に中で誓おう!」と話がありました。
イノシシのプラスイメージの話に児童生徒は大きくうなづきながら、まとめの時を感じていました。
イノシシのプラスイメージの話を 児童生徒は食い入るように聞きました |
まぶしいくらいに光が差し込む体育館 |
本文はここまで