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平成30年度2学期終業式(12月21日)

 例年にない穏やかな天気の中、2学期終業式が行われました。

 式では鈴木校長より、「長い2学期が今日で終わります。季節は、実りの秋を経て、寒くて白い冬を迎えました。この「寒さ」を「温もり」に変えてしまう手品のような短歌を紹介します。
 「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

 俵万智さんの作品です。寒くて厳しいだけではない、冬の温もりを伝えてくれる歌です。冬は、仲間や家族の温かさが、心にしみる季節でもあります。 今月13日(木)に、専攻科3年生の皆さんによる臨床体験発表会があり、印象的な言葉に出会いました。
「健康を取り戻し、まだまだ仕事や趣味に生きがいを見つけたいと願う前向きな女性たちを支援していきたい」
「目の前に座って必死に訴えてくる患者さんの言葉の奥に何かを感じた」
 どちらの言葉も、誠実に向き合う姿勢がすばらしく、この熱い思いが、学んだ技術や知識に血を通わせるのでしょう。貴重な体験から生まれたこのような心からの言葉こそ、まさに「宝物」であり、周りの人々を励まし、自分自身を成長させるものだと言えるでしょう。
 明日から冬休みに入ります。ぜひ、計画を立て、規則正しい生活を送ってください。実りの秋に得た果物は、おしゃれなお皿に載せて紅茶と一緒にいただくと、いっそうおいしくなり、価値が増します。生活のリズムとは、きっと、その食器や紅茶のように、主役即ち皆さんの価値を高める、大切な役割を果たしてくれるものです。それでは、3学期、お互いに笑顔で再びお会いしましょう。良いお年をお迎えください。」と話しました。

 式の後に、わくわく美術展、矢沢宰賞、読書感想文、本読み賞、歯と口の図画・ポスターの賞状伝達式が行われ、受賞者へ大きな拍手が贈られました。

 3学期始業式は、1月15日(火)です。 

           
           
    賞状伝達式      短歌を紹介する校長
   
    2学期終業式の全景

 

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