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図書だより1号(4月16日)
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
県内各地の桜もこのところの暖かさで次々と咲き、一気に春がやってきた今日この頃・・・。本校では、8日(木)に新入生を迎え、気持ちも新たに新年度がスタートしました。改めまして、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
これから、一緒に学校生活を楽しく過ごしていきましょう。
さて、図書委員会では、ただ今、今年度の図書委員を募集しています。本好きの皆さん、ぜひ図書委員会にどうぞ・・・。お待ちしています!
◆図書だより1号では、昭和29年に出版された、内田武志編・須藤(豊口)春代著『春のだいち』より、詩を紹介します。
春代さんは本校の卒業生で、春代さんが打った点字を、内田さんが文字に直して、66年前にこの詩文集が生まれたそうです。
(※詩は3月末に秋田県立博物館 松山氏から寄贈された「春のだいち(抄)」より引用しました。)
春の土
にさんにちまえに とおったこのみちには
あしにふれる ふゆのなごりがあったのに
きょうはもう みずっぽいつちが
げたにかんじられる
ゆきのきえさって しまったのちに
つちをふむと
だいちだなと いつでもおもう
かぜが おともなくふいてくる
たんぽぽ
「あら もう たんぽぽが さいたの」と
かじわらさんから いっぽんの
たんぽぽを うけとって
かざりけのない はなだなあと おもった
おんなのひとの もっている
おけしょうばけに よくにた
ふわふわした わたげを
いじりながら
ならんでたっていた ともと
はなしているまに
いつおちたのか
てにはなかった
注「おけしょうばけ」化粧するときに使う刷毛
「本の貸出について」
貸出冊数・・・1人5冊まで。拡大本・点字本は、分冊になっていても、通常の本5冊分を全て借りることができます。
貸出期間・・・2週間。(長期休みは、前日から始業の日まで)
返却・・・・・返却手続き後、返却箱に入れる。
(1)電子貸出(パソコン使用)の場合」
図書室へ行くための階段を上って、すぐの一つ目のドアから入り、右の壁を伝いながら奥に進むと、左手にパソコンの置いてある机があります。電子貸出は、その「専用パソコン」を使って行います。
「借りるとき」
バーコード読み取り器を①自分の図書カードにあて、②次に本のバーコードにあて、いずれもピッと電子音がすれば、完了です。
「返すとき」
図書カードは必要ありません。本のバーコードに読み取り器をあて、電子音がしたら完了です。本は自分で棚にもどさず、パソコンの画面に向かって左隣にある「返却箱」に入れてください。
(2)貸出簿(手書き)の場合
パソコンの画面に向かって右手の方に進むと、作業用の広い机がありますが、さらに右に進むと低い本棚があります。その上に「貸出簿」があります。
「借りるとき」貸出簿に次の内容を記入してください。
①貸出日(借りる日) ②本の題名 ③自分の名前
④返却予定日(返す予定の日を書く。2週間後の日付でもよい。)
【返すとき】貸出簿に、必ず「実際に返却した日付」を記入してから、本をパソコンの横の「返却箱」に入れてください。
「その他」
図書に関することで何かありましたら、職員の、A.S.まで、お気軽にお声がけください。
秋田県立視覚支援学校 図書委員会発行
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