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図書だより7号(12月19日)

2019年、本の年間ベストセラーは?
 今年も残すところ、2週間を切りました。例年より雪の少ない年末ですが、「今年の漢字」が「令」と発表されたり、年賀状の受付が始まったりと、徐々に年末気分が高まってきています。
 さて、今年の様々な振り返りの一つに、本の年間ベストセラーランキングがあります。以下は、11月29日付け、日本出版販売より発表されたベストセラーランキングです。5位までを紹介します。
 (注:昨年11月25日から今年の11月23日までに販売された書籍)

以下、書籍名 著者[出版社]の順

1位「一切なりゆき 樹木希林のことば」樹木希林[文芸春秋]

2位「おしりたんてい かいとうねらわれたはなよめ」トロル[ポプラ社]

3位「樹木希林 120の遺言」樹木希林[宝島社]

4位「医者が考案した『長生きみそ汁』」小林弘幸[アスコム]

5位「新・人間革命(30・下)」池田大作[聖教新聞社]

 総合第1位は、昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの言葉を集め、章立てて編んだ「一切なりゆき 樹木希林のことば」でした。3位にも希林さんの本が入っており、幅広い世代で多く読まれました。希林さんの関連本を含めると合計発行部数が、250万部を超えるそうです。
 児童書の1位は、「おしりたんてい かいとうねらわれたはなよめ」で、「おしりたんてい」シリーズは発行部数700万部を記録しています。文庫の1位は、「小説 天気の子」(新海誠、角川文庫)で、今年ヒットしたアニメ映画の本でした。
 もうすぐ冬休み・・。今年読もうと思っていた(のに読めなかった)本を読むのもいいかもしれませんね。では、皆様、よいお年をお迎えください!

 

冬休みの本の貸し出しについて 
 ○一度に借りられるのは、一人5冊まで。(点字・拡大本は5タイトルまで)
 ○貸し出し期間は、冬休みいっぱいです。
 ○学校が開いていれば、いつもと同じように借りることができます。

 

図書委員によるおすすめの本コーナー
 今月は、保健理療科2年S.M.さんです。
「はたらく細胞」 清水 茜  作  講談社
 今回紹介する本は、「はたらく細胞」という本です。
 この本は、ライトノベル作品で、体の中の細胞たちを擬人化して、体内で起こるさまざまな現象をコミカルに解説した本です。
 内容は、人体を会社に例え、血液にある赤血球や白血球、血小板の働きを人に置き換えて会社で働く様子を描いています。
 詳しくは触れませんが、擦り傷をしてしまったときに体内で起こる現象や擦り傷が治る過程を説明したものや、風邪をひいたときの説明をしています。
 この作品は、アニメ化もしているので活字が苦手な方はアニメで見るのもいいと思います。
 シリーズ化されていてほかの内容のものもありますので、興味があったら確認してみてください。

【清水 茜について】1994年生まれ、漫画家。東京都出身。日本マンガ塾の卒業制作として描いた『細胞の話』で第27回少年シリウス新人賞大賞を受賞。講談社発行『月刊少年シリウス』2014年5月号に同作が掲載されデビュー。同誌にて2015年より『はたらく細胞』を連載開始。2018年7月には同作がテレビアニメ化された。

 

【図書室に入った“寄贈本”の紹介】(カッコ内は、著者)
◆点字本「かゆいのかゆいのとんでいけ」(川北亮司)
    「こやぶ医院は、なんでも科」(柏葉幸子)      
    「みてても、いい?」 (磯みゆき)
    「なきむしこぞう」(今村葦子)
※以上、4点は「点訳の会UZU」よりいただきました。
 

秋田県立視覚支援学校 図書委員会発行

本文はここまで

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