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図書だより3号(7月14日)

          図書だより No.3  平成29年7月14日
             秋田県立視覚支援学校  図書委員会発行

   「ひとは 夏育つ」 

「ひまわりが、気づけば人の背をこえているように。
ひと夏で顔つきが全く変わっている人がいる。
動くだけでクタクタになるほど暑いのに、
人は恋に落ち、スポーツに打ちこみ、
仕事に燃えて、旅に出て。
夏は、一年でいちばん人間を
成長させる季節かもしれない。
夏を迎えるあなたの手に、
本があってほしい。(以下省略)」
 冒頭の「ひとは、夏育つ。」は、「○○文庫の100冊」キャンペーンの言葉です。・・・!? 何だか本を読みたくなりませんか? 
 さて、今年で63回目となる「青少年読書感想文全国コンクール」ですが、先頃小学校(低・中・高)・中学校・高等学校の課題図書、計17冊が発表されました。
 そして今年も、徳島県のボランティア団体「点訳 燦(さん)の会」の皆さんより、小学校の低・中・高学年の課題図書、点字版11タイトル分をいただきました。さらに今年は課題図書活字本も、寄贈により全部買いそろえることができそうです。
 「夏休みには何を読もうかな?」と、考え始めているあなた! どうぞ図書室をのぞいてみてください。読みたい本がきっと見つかると思いますよ!

 

   課題図書 小学校(低・中・高)の部より、3冊を紹介します   

「小学校低学年の部より」

 『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)
          楠 章子 作/ いしい つとむ 絵
 つばさ君はいつも学校から帰ると話を聞いてくれる、ばあばが大好き。でもばあばは「わすれてしまう病気」になり、ある日、家を出たきり帰ってこなくなります。ばあばが大切にしていたものは?

「小学校中学年の部より」
 『空にむかってともだち宣言』(国土社)
            茂木 ちあき 作、 ゆーち みえこ 絵  
 ミャンマーから転校してきたナーミン。あいりはすぐに仲良くなりますが、給食の時にある事件が おきます。その事件をきっかけに、ミャンマーの文化や食べ物などについて知っていきます・・・。

「小学校高学年の部より」 
 『ぼくたちのリアル』(講談社) 戸森 しるこ 作 
 そいつの名前は秋山璃在(リアル)。勉強もスポーツもできる。かっこよくて学年一の人気者。幼なじみの渡(わたる)は、ずっとコンプレックスを感じていた。しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生がやってきて・・・。

 

  図書委員によるおすすめの本   
 専保1年の 和賀美咲さんからのおすすめの本です!
『 チーム・バチスタの栄光 』 (宝島社) 海堂(かいどう)尊(たける) 作
 テレビ放映された、伊藤淳史・仲村トオル主演の医療ミステリーの原作本で、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しました。
原因不明の連続術中死はなぜ続くのか。バチスタ手術を専門に行う「チーム・バチスタ」。その調査を命じられた田口と白鳥がたどりつく真実は?!!読み始めると止まらない!
【注】バチスタ手術とは、拡張型心筋症などの疾患に対して、心臓に直接メスを入れて行う手術で、難しい手術のひとつ。 海堂尊は、作家、医師、医学博士。

 

  わくわくどきどき物語りの世界はたのしいね!  
 7月7日(金)、土崎図書館で視覚障害者や高齢者向けの朗読ボランティアをしている「はまなす」の皆さんが、本校小中学部の皆さんに読み聞かせをしてくださいました。その中で取り上げられた3冊の本について紹介します。
(1)「新・はまなすはみた ~語りつぐ土崎空襲(くうしゅう)」昭和20年8月14日の土崎空襲による被害や人々の声を絵と詩文で伝えます。(S56発行「はまなすはみた」の続編)       
(2)「のろいのタロットカード」木暮正夫 作。 古本屋で買ったタロットカードでうらなうと不吉なことが次々と・・・。遊びに関する恐怖話12話。                          
(3)「しりとりのだいすきなおうさま」中村翔子 作。しりとりが好きな王様は、何でもしりとりにしないと気がすまない。それにこまった家来たちは、ある朝・・・。
 「のろいのタロットカード」は、図書室にもあります!どうぞご利用ください!

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