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道標(No.252)7月7日

               道標(みちしるべ) №252 平成29年7月7日発行
                        秋田県立視覚支援学校  進路指導部

 梅雨入りし、気温も湿度も上昇しています。高等部普通科の皆さんは校内実習・現場実習・見学を行い、働くことの意義を学び、実際の現場の様子、雰囲気を感じてきました。その中から、校内・現場実習の様子を紹介します。

         校内実習・現場実習の様子         

~高等部2年生~
(有)フジタ製菓さんより、お菓子の袋に商標シールを貼る仕事をいただき、校内実習を行いました。外部からの委託作業であること、食品を扱う仕事であることから、特に衛生面に気をつけながら、今まで以上に責任をもって取り組むことができました。実習を通し、同じ作業に継続して取り組むことの大変さや体調管理の大切さなど、多くのことを学ぶことができました。

~高等部1年~
1週間の校内実習で3つの仕事に取り組みました。2階廊下の手すりふき、職員室のゴミ捨て、マリーゴールドの花植えです。周囲の励ましを力に変え、実習後半には「もっと(やりたい)」という言葉が聞かれるほど、意欲的に取り組むことができました。

          現場実習          

   湯沢市 ~愛光園~    

 6月12日(月)~23日(金)に障がい者支援施設「愛光園」で現場実習を行いました。「スケジュールに沿って行動する」「利用者の方、職員の方のことを知り、積極的に話しかける」という目標を立て、お茶タイムの準備や片付け、食事の準備や介助補助、浴室清掃、外回り清掃などを行いました。話しかけることについては、食事の配膳や下膳のときに一言話しかけることで、コミュニケーションをとることができました。
 今回の実習で、「毎日仕事を頑張って収入を得ることが、改めてすごいことだと思った」という感想も聞かれるなど、「働く」ということを改めて感じ取った実習となりました。

   大仙市 ~障がい者福祉サービス事業所「ほっぺ」~    
 6月19日(月)~24日(土)に障がい者福祉サービス事業所「ほっぺ」において現場実習を行いました。「相手に伝わるように元気にあいさつをする」「悩んだら自分から相談する」という目標を立て、初めて地元で実習を行いました。チラシを使ったエコバッグ作り、近隣の橋の清掃活動、ひもの仕分け作業などを行い、初めての現場作業で大変さを感じましたが、周りの方に相談しながら作業することができました。卒業後の進路について、深く考えるきっかけとなった実習でした。


     新規模事業書の紹介     

◎鹿角市にある「社会福祉法人 花輪ふくし会」が、4月1日、障害者の「地域生活支援拠点施設」を大館市清水に開所しました。本人や家族からの相談に応じたり、就労支援を行ったりする多機能型事業所と、グループホーム3棟を1か所に整備し、障害者が住み慣れた地域で暮らしていけるよう包括的にサポートする施設です。
◎長岡ハウス(仮称)/医療法人 久幸会グループ
 秋田市下新城長岡にある今村記念クリニックの隣地に、生活介護サービスを提供する福祉サービス事業所が、今年度中にオープンする予定です。定員は30名を予定していますが、詳しい情報が入りましたら、お知らせします。
 

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