秋田県立視覚支援学校寄宿舎
あいあい通信No.4
平成29年7月22日発行
「一期一会」教頭 大山 美香
日本の人口は約1億2,700万人、秋田県の人口は100万人を割って約99万9500人です。人口減少が進んでいるとは言え、ずいぶん大きな数です。
一方、我が視覚支援学校の寄宿舎には14人の児童生徒が入舎しています。その数は、秋田県の人口の約7万分の1、日本の人口の約900万分の1です。そう考えると、今ここに、14人のみなさんが巡り会い、共に生活していることが奇跡のような出来事だということがよく分かります。まして、小学生から成人まで、幅広い年齢の方々が同じ舎生として、愛友会という自治活動を行うというのは得がたい経験であると思います。
互いに積極的に関わり合い、良い所を認め合い、一生に一度の貴重な巡り会いを大切にして、一人一人の糧にしていってほしいと願っています。
七夕ティータイム
7月6日(木)、七夕の前夜に寄宿舎で七夕ティータイムを行いました。今回は、日本ではなく、フィンランドの七夕の由来の話を聞きました。
日本では、怠けた織姫と彦星が罰として離ればなれにされて、7月7日だけ会えるようにしたという話でしたが、フィンランドは亡くなった仲良しの夫婦が星になって離ればなれになってしまったので、周りの星を集めて、星の橋(天の川)を作ったというお話でした。
役員からリクエストのあったアイスクリームを食べながら、楽しいひとときを過ごしました。ホールには、短冊を飾っています。みんなの願いが叶いますように。
第1回 合同余暇活動
6月29日(木)聴覚支援学校ホールで、合同余暇活動を行いました。本校から中学部、高等部普通科の5名、聴覚支援学校からは中学部、高等部の9名が参加し、オセロ、トランプ、ジェンガ、将棋を楽しみました。自己紹介では、緊張していたもののあっという間に仲良くなり、お互いにルールを確認し合いながらゲームを楽しむことができました。始まる前は、「楽しめるかなぁ」と心配していた生徒も、終わった後には、「もう少し時間がほしかった」とつぶやいていました。
8月の行事
24日(木)開舎日
25日(金)始業式、閉舎日
27日(日)開舎日
9月の行事
1日(金)閉舎日
3日(日)開舎日
6日(水)定期テストⅡ(~8日)
8日(金)閉舎日
10日(日)開舎日
14日(木)愛友会楽しみ会
15日(金)閉舎日
18日(月)敬老の日、開舎日
22日(金)閉舎日
23日(土)秋分の日
24日(日)開舎日
29日(金)閉舎日
9月の生活目標
「心身の健康管理に努める」
安定した生活を送れるように、生活のリズムを整え心身の自己管理に努める。