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道標(No.248)9月23日

          道標  NO.248 平成28年9月23日発行
              秋田県立視覚支援学校 進路指導

「特別支援学校 職業教育フェスティバル」
 7月15日(金)に、にぎわい交流館AUで開催されました。同会場では3年目になります。高等部普通科からは作業学習で作成した製品を展示しました。理療科からは「ふれあいマッサージ」に専攻科理療科3年生1名と職員6名が参加しました。
 作業製品は、『ウッドステージ』、『鉢カバー』、『脱臭剤』、『ヘアゴム』、『香り袋』、『メッセージカード』と大きな物はありませんが、その丁寧な出来映えには御覧になった多くの方が驚いていました。
 ふれあいマッサージには、一般の方の他、本フェスティバルに参加している他校の生徒や保護者、職員の方々に来ていただきました。日々のデスクワークで肩がかちかちに凝っている方や、施術はもちろん見るのも初めてという方々に、あん摩マッサージ指圧の施術を体験していただきました。
これまで培った技術を存分に生かして、50名の方に施術させていただきました。汗をかきながら一生懸命に施術する姿や体験にいらした方に向ける生徒の笑顔が印象的でした。
<高等部普通科>
高等部普通科3年生は、夏休み中も進路に関する学習を頑張りました。今回は、「就労移行支援B型(※1)」の利用を目指している生徒に、就労アセスメント(※2)に関するインタビューをしました。
施設名:就労支援センターこまち  
期 間:10日間
Q1   一番大変だったことは何ですか?
A   一日の作業の終わりにある掃除が大変でした。特に掃き掃除はゴミが見えづらくて、探すのが大変でした。職員の方に聞きながらやれば良かったと感じています。
A   2日続けて体調を崩してしまったことが残念でした。働き続けるために体調を整えることと、体力をつけることが大事だと思いました。
Q2   一番頑張ったことはなんですか?
A   作業は廃線のリサイクル作業に取り組みました。その中で太い電線の、ゴムと導線を仕分ける作業を頑張りました。初めはゴムをはがす目印を見つけるのに苦戦しましたが、慣れてくるとコツをつかむことができました。目印を見つけるために色々な方法を考えて試しました。
Q3   施設の方々から、どんなお話がありましたか?
A   作業の「数(かず)」をこなすのではなく、ゆっくりでもいいので長く作業を続けることが大事であると、アドバイスをもらいました。
※1 就労移行支援B型・・・ 雇用契約を結ばず、利用者が作業分のお金を工賃としてもらいます。
※2 就労アセスメント・・・ 就労移行支援B型を利用する場合は必須で、就労移行支援事業所が実施します。
 

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