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図書だより5号(10月20日)

         図書だより 平成28年10月20日
                    秋田県立視覚支援学校
                    図書委員会発行 No.5

H28秋田県読書フェスタ開催!10月22日(土)~11月3日(木・祝)
 11月1日(火)の「県民読書の日」を中心とする10/22(土)~11/3(木)は、今年の「県読書フェスタ」の期間です。その前後2週間の期間、県内25市町村で、読書に親しむ様々なイベントが開催されます。あなたのお住まいの地区の図書館などでもやっています。よかったらのぞいてみてください。
 ところで、昨年も紹介しましたが、「H28高校生ビブリオバトル全県大会」についてお知らせします。開催日は、11月3日(木)(10:00~12:00)、場所は、県生涯学習センターです。「ビブリオバトル」とは、「バトラーと呼ばれる発表者が、それぞれおすすめの本の魅力を5分間で紹介し合い、参加者全員で『一番読みたくなった本』(チャンプ本)を投票で決め書評ゲーム」です。
 すでに県内5会場で地区大会が行われ、そこで勝ち抜いた10人の代表者が決まっています。全県大会の勝者は、来年1月に東京で行われる全国大会に出場します。
 高校生バトラーは、おすすめの本を熱く語るので、どの会場も大いに盛り上がるようです。いつも自分が読んでいる本とは違うジャンルの本を知ることができますし、聞いているだけでなんだか本が読みたくなる楽しいゲームです。
 どなたでも観戦できます。 興味のある方は、ぜひお出かけください!
 
 秋盲祭 図書委員会コーナー
 前号でもお知らせしましたが、今年の図書委員会は、「図書委員会壁新聞」を展示します。場所は、玄関を入ってすぐ左の「地域支援室」です。ここは、「かがやきの丘美術館」(児童生徒の作品展示コーナー)となっていますので、作品鑑賞とあわせて、委員会コーナーをのぞいていただけたらうれしく思います。 
☆ 開催時間:10月22日(土)11:45~13:50
☆ 内容:①図書委員の活動の様子、②今売れている本のランキング、③児童生徒に
            読んでほしいおすすめの本などです。お楽しみに!

「図書委員によるおすすめの本コーナー」
 今月は、専保2年の STさんです。

『今できることをやればいい』
酒井(さかい) 雄(ゆう)哉(さい) 著 (PHP研究所)
 皆さんは「何のために生まれてきたのだろう?」と悩んだり「あー、失敗してしまった」と落ち込んだりしたことはありませんか?私は数えきれないほどあります。
特に視力が低下してからは、「この先、どうやって生きていったらいいのだろう?」「私に、何ができるのだろう?」と毎日のように悩みました。そんな時、この本と出会いました。「無理はしなくていい。失敗したっていい。行動すれば、必ず道は開けるよ。今できることをやればいい。」という文章がとても胸に響きました。
この世に生まれてきた人は、この世に必要な人間なんだそうです。私は特に信仰心が強いわけではありませんが、この本は読んでいて素直に
納得できます。わかりやすい文章表現でとても読みやすい本です。
皆さん、どうぞ読んでみてください。心が洗われますよ。

【酒井雄哉さんについて】1926(大正15)年、大阪生まれ。天台宗の僧侶。鹿児島県で特攻隊員として終戦を迎える。39歳で比叡山に入り、40歳で得度(とくど:出家して修行する)。難行苦行の果て「現代の生き仏」と言われる。本書は、2012年出版。身近な問題を取り上げて、素朴な言葉で語りかける。

★ワンポイントメモ【秋田県点字図書館はどこにある?】→ 秋田市土崎港南地区、旧盲学校があった所の近くにあります。ここでは、点字・録音(カセットテープ)・デイジー(CD)図書の貸し出し等を行っています。館内閲覧の他、郵便(無料)で自宅にも届けてくれます。個人が日常生活に必要とする資料や希望の図書の点訳・音訳(音声化録音)等もしてくれます。気になる方は、(018)845-0031へ!
 

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