7 ご相談・お問い合わせ
視覚支援学校では「準ずる教育」を行うことになっていますが、「準ずる」とは原則的に「同じ」という意味です。目標の到達度は下げませんが、次の配慮をしています。
・体験学習を通じ、言葉だけの理解にならないようにする。
・点字及び漢字の読み書きの系統的な指導をする。
・視覚障害の状態等に応じて指導内容を適切に精選する。
・視覚補助具やコンピュータ等の情報機器、触覚教材、拡大教材等の効果的な活用を工夫する。
・環境認知、状況の判断がスムーズにできるよう、空間、時間の概念の形成とその活用を図る。
視覚障害児に分かりやすい教材・教具や指導法は、専門的な知識や技能が必要です。そのため、指導に当たっては、一人で悩まないで、積極的に情報収集や情報交換を図るなどの連携を大切にする必要があります。視覚支援学校では、様々な相談に応じて、一人一人に合ったお手伝いをしています。いつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
●秋田県立視覚支援学校ロービジョン支援センター
〒010-1407 秋田市南ケ丘一丁目1番1号
TEL 018-889-8571 FAX 018-889-8575
●発達障害、聴覚障害、その他の障害については下記のリンクをご覧ください。
参考・引用させていただいた文献など
1) 香川 邦生編著:改訂版「視障害教育に携わる方のために」 慶應義塾大学出版会 2002
2) 香川 邦生他:「視力の弱い子どもの理解と支援」 教育出版
3) ロービジョンQ&A編集委員会編:「ロービジョンQ&A」 大活字 2004
4) 文部省:「視覚障害児の発達と指導」:ぎょうせい 1984
5) 佐藤 康正編著:「視覚障害心理学」:学芸図書 1996
6) 文部科学省:点字学習指導の手引(平成15年改訂版):大阪書籍 2003
7) 佐藤 泰正編著:「視覚障害学入門」:学芸図書 1997
写真撮影での機材協力
(株)トラストメディカル 宮城県仙台市
本文はここまで
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