授業における「図書の活用事例」

 本校の授業において、本は、学習意欲を喚起する場面を設定したり、楽しさを共有し互いに認め合う場を提供したりして、異なる学習課題をもつ児童生徒同士をつなぐ重要な役割を果たしていると考えられます。

 授業づくりにあたっては、教師が本来のストーリーに沿いながら、児童生徒の実態に合わせた配慮や工夫をしたり、個々の課題となる活動を取り入れたりして、参加・体験型の「お話」に再構成しています。児童生徒は、読み聞かせそのものを楽しむと同時に、ときには登場人物になりきって、がんばることも。

 本を活用した学習の積み重ねが、児童生徒が本に親しみ、お話を楽しむ機会に直接結び付きます。そこで図書部では、より多くの職員にたくさんの本を活用してもらえるように、平成23年度から全校職員に呼びかけて、授業における図書の実践事例をカードに記入してもらい、収集、提示しています。

 現在、収集している事例は、主に自立活動での23事例です。個別学習、グループ学習など学習集団の違いや個々の学習課題は異なりますが、どの事例も話の筋にそれぞれの課題(感触遊び、手の操作、粗大運動、発声、友達や教師とのやりとりなど)を組み入れて展開しています。

 紹介カードには、選択した本の特徴、使用したもの、支援の工夫と児童生徒の様子を記入してもらい、今後の本の活用の際の参考になるようにしています。

 

      

 

ここでは、学習に使われた< 本の特徴別 >< 支援別 >に分けています。

 

< 本の特徴別 >

 キーワード ~繰り返し言葉~ 

 No.1『つぎとまります』

 No.4『おおきなかぶ』

 No.6『ふたりはともだち』

 No.15『きょだいなきょだいな』

 No.18『もりのおふろ』

 No.24『はらぺこあおむし』

 No.29『にげだしたパンケーキ』

 

 キーワード ~話の筋のパターン化~ 

 No.1『つぎとまります』

 No.3『どうぶつサーカスはじまるよ』

 No.49『おおきなかぶ』

 No.15『きょだいなきょだいな 』

 No.18『もりのおふろ』

 No.21『どうぞのいす』

 No.22『ゆめのゆき』

 No.23『ふたりはきょうも ~あしたするよ~ 』

  

< 支援別 >

 キーワード ~聴覚的手がかり~ 

 No.5『花さき山』

 No.6『ふたりはともだち』

 No.15『きょだいなきょだいな』

 No.17『さつまのおいも』

 No.22『ゆめのゆき』

 No.23『ふたりはきょうも ~あしたするよ~ 』

 

 キーワード ~視覚支援~ 

 No.2『おふろだいすき』

 No.3『どうぶつサーカスはじまるよ』

 No.5『花さき山』

 No.8『からすのパン屋さん』

 No.6『ふたりはともだち』

 No.7『おふとんかけたら』

 No.9『おおきなかぶ』

 No.11『海から上がったおむすび地蔵さん』

 No.12『りんごがドスーン』

 No.13『おむすびころりん』

 No.14『いいからいいから』

 No.15『きょだいなきょだいな』

 No.16『色のえほん』

 No.17『さつまのおいも』

 No.18『もりのおふろ』

 No.19『きたかぜとたいよう』

 No.20『からすのパンやさん』
 

 キーワード ~触覚支援~ 

 No.2『つぎとまります』

 No.6『ふたりはともだち』

 No.8『からすのパンやさん』

 No.19『きたかぜとたいよう』

 No.22『ゆめのゆき』

 No.25『どろんこおばけ』

 

 キーワード ~役割分担~ 

 No.3『どうぶつサーカスはじまるよ』

 No.11『海から上がったおむすび地蔵さん』

 No.19『きたかぜとたいよう』

 No.21『どうぞのいす』

 No.23『ふたりはきょうも ~あしたするよ~ 』

 No.27『ぐりとぐら』

 

 キーワード ~参加体験~ 

 No.1『つぎとまります』

 No.2『おふろだいすき』(足湯) 

 No.3『どうぶつサーカスはじまるよ』(バランスボール)

 No.10『あいうえおうさま』(カードくじ)

 No.11『海から上がったおむすび地蔵さん』

 No.12『りんごがドスーン』(フィジオボール)

 No.13『おむすびころりん』(転がす、もちつき)

 No.14『いいからいいから』(おへそ付け)

 No.17『さつまのおいも』

 No.21『どうぞのいす』

 No.26『トマトさん』

 No.28『おむすびころりん』